なぜ店員の態度はああなのか?

この防犯ネットワークによる過剰監視についての体験談をみるかぎり、

・おおむね交番の警官は普通の対応
・制服警備員は場所にもよるがそれなりに抑えた監視(一部悪名高い某モール他は除く)
・パトカー、救急車とはひんぱんに遭遇。
・郵便局にいくと対応者の後ろに上司がすっとんできてはりつく。
・電車にのると車掌がチェックに、駅TCに入ると警備員がみまわりに。

ほかにも、当事者にとってみれば体験比で異常事態だと感じることが次々に起きます。
しかしそれでも警備員警官は、まだポーカーフェイスのことが多い。

これが、ショップ店員や民間ボランティアのふるまいとなると、
・買い物にいくと店員からニヤニヤされる。
・店員が見下し嘲笑するような態度をとるor露骨に無愛想になる。
・防犯ボランティアとらしき人がつきまとう上通行妨害(自転車で通行方向へ回りこむ他事例多数)。

などなど、防犯という正しい目的で行うにしても、多数の『陰湿なふるまい』が指摘されています。

普通に考えれば、実際の危険人物にこのような態度は誰もとれません。要は一目で相手が報復などしそうにない弱者だとわかるからできるのでしょう。人はなめている相手に本性だしがち、です。もし、これがマニュアルに沿った行為だとしたら、その陰湿なマニュアルをぜひみてみたいものです。

それにしても小売業界がなぜこんなリスクある行動をとれるのかが不思議です。

『あの店は、ちょっとしたことで人を万引き犯扱いするんだよ』
『あの店って、店員がにやにやして感じ悪い。すぐ店員が付いてくるのよね』
『あの店で万引きうたがわれたら、顔認証システムに登録されて全国に情報まかれるのよ』

なんて評判が噴出してくればネット社会でその拡散をとめることはむずかしいでしょう。
対象者だけに無礼な態度をとっているつもりで他顧客も気づくはずなのに。

ようは、悪いやつ(でも弱っちい)をみなで監視するという防犯活動を、楽しむ人たちが出てくるのだと思います。この傾向については(生活安全条例と防犯パトロールの危険性)、以前から識者も指摘しています↓

■防犯パトロール活動の問題点 P7参照

>多くの人とは異なる生活リズムやスタイルの人々が「不審者」として扱われてしまうという問題が
ある[「生活安全条例」研究会編 2005: 35-6]。 防犯パトロール活動が,
住民同士の和気あいあいとした雰囲気の中で,エンターテイメントとして消費されるという奇
妙な現象が発生している。こうしたパトロール の当事者たちを「エンターテイメントを
楽しむ見物客」と呼び,無邪気に治安管理を社会に招き入れていると批判している。
URLはこちら↓https://dspace.wul.waseda.ac.jp/dspace/bitstream/2065/35089/1/ShagakukenRonshu_18_Motoyanagi.pdf

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