コンビニの内引きが多いのはなぜか?

さて、国内の万引き被害実態調査をみても、コンビニなどでは万引より内引き(店員の万引き)のほうが多いと、わかります。
・全国小売業万引被害実態調査分析報告書(H28 年5月)
>問14 不明ロス金額の原因推定別割合。
・全体          :万引き52.4% 従業員窃盗  4.4%
・コンビニ・ミニスーパー :万引き35.4% 従業員窃盗 50%

・同報告書(平成23年版)↓
>「従業員窃盗」の比率の高い順では、コンビニ・ミニスーパー 20.9%、 総合ディスカウント 10.0%とあり(平成23年版)

それを裏付けるかのように、Yahoo 知恵袋「内引き」検索結果でも、コンビニの内引きを見た、やってた、etc 赤裸々なコメントが目立ちます。
http://chiebukuro.yahoo.co.jp/tag/tags.php?tag=%E5%86%85%E5%BC%95%E3%81%8D

下記、第3者が無作為にとったアンケートでも従業員の4人に1人が内引きを目撃てます。
・コンビニの暗部「内引き」 店員の4人に1人が目撃!/2009 J-castニュース
http://www.j-cast.com/kaisha/2009/06/22043665.html

なぜでしょうか?
『コンビニでアルバイトする人はもともと犯罪者の素養が高い?』
なんてことはないはずです。
むしろ、ごく普通の人たちが気軽に始めるバイトの、代表的なものだといえるでしょう。
おそらくは、誰も見ていない店内のスペースで、商品や金銭に触れることができる職場なため、普通の人でも、‘ふっと魔がさす’シチュエーションが起きやすいからだと推測します。

こわいのは、そんな店員さんレベルで、急速に普及しつつある顔認証システムを扱えることになり、来店者を『疑わしい』というだけで万引き容疑者としてシステムに登録でき、顔情報を店舗をこえて共有できる時代となっていることです。
http://togetter.com/li/651666?page=10

万引きが許されない犯罪であることはいうまでもありません。

しかし店員側のモラルも、昨日UPしたデータや数々の内部告発や元業界出身者のコメントを見る限り、
他の業界より、低くなりがちなことがわかります。運用する側にだけ性善説をとるのは無理がありすぎます。

多くの店員がまじめな方々であれ、彼らの何割かがただあやしいと思った顧客、たまたま在庫が合わなかった日の顧客などを、安易に顔認証万引き登録システムに登録し、その情報が全国に拡散してしまう可能性は十分あります。

http://www.manboukikou.jp/pdf/situation230.pdf
>「顔認証システムで登録した容疑者画像を要注意人物として近隣店舗に配信し て再犯を予防。警察署にも提出して、捜査に協力し、犯人補足につなげる。 また、古書店チェーンにも確認し、同一人物が売りに来たと断定出来れば、商品回収も交渉していく」

 

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