防犯パトロールのマニュアル?2

現在、日本には約270万人の防犯ボランティア、防犯パトロール員がいます。警察官の約10倍の数です。おそらく、大半の防犯ボラ・パトさんの役割は、子供の見守り、ゴミ拾いながらの定期パトロールなど地味目の活動であるかと思います。しかしだからこそ、異常な活動をおこなう一部の集団がいても目立たないのかもしれません。

本日は防犯パトロールの別な手法紹介。より危険人物と判断された一部の人向かな!?。

★手法2:一人の対象者の前で、同じ仕草をみんなでし続ける★

ただ、これだけです。仕草は何でもあり。鼻つまみ、頭かき、指さし、独特の笑い方、etc。多いのは、わざとらしく『こぶしをふりあげ頭の上にポンと置く』仕草でしょうか。1日に何人かでバラバラに、一人の対象者の前で、同じ仕草を行い続けます。こんな簡単な行為なんの影響もなさそうですが、集団で、一人に対し長期間にわたって行えば、簡単に相手の心身にダメージをあたえることができます。人を潰すことができます。

対象者側からみると、

ある日を境に、まったく見ず知らずの人間が、道ですれ違うときやたら同じ仕草をするようになります。たとえば1日に2~3人、道歩いてて拳をふりあげる人を見かけるようになります。目をあわせて拳をふりあげる人もいれば、近寄ってきて視界に入るところまできてヒョイと拳ふりあげる人などでてきます。もっとも最初は「なんだあれ?最近はやりの仕草・・?」て感じで気になりません。ところが1週間、1ケ月、何ケ月、これが毎日のように続くとその薄気味悪さに心身が弱ってきます。

・この街じゃ悪ささせないぜ!?

もっともネット上の数々の情報から推測するに、おそらくその仕草をする防犯チーム側は、悪いやつに対して正義の行いをしているつもりだと推測します。『街の監視対象者=犯罪を犯すかもしれない危険人物』がいた!さ、俺たちお前のこと知ってんだぜこの街じゃ悪ささせないぜ!!って合図しないとね!という気分かもしれません。

この同じ仕草連発パワハラも、多くの例があがっていることから、マニュアルに沿った行動ではないかと思っています。しかし、俯瞰してみれば防犯とは思えない子供のいじめのようないやらしい陰湿な手法です。そして、何度も繰り返しますが、問題はこんな行為をされる防犯パトロールの監視対象者が「犯罪者」ではなく「不審者」であるということにつきます。

・不審者と犯罪者の違い。

犯罪者であればとっくに捕まえたり取調べ位しているでしょうが、不審者(疑わしいってレベル、犯罪おかしそうな感じ)の段階なのでそんなプロセスにはいたらず、なぜか対象者にかかっている『嫌疑』を徹底して調べることも絶対にせず!ただ危険そうな人というレッテルをはり延々と監視し続けます。また、なぜか対象者は大人しく後ろ盾のない人物がほとんどです。893、半グレ、不良すらいません。防犯側の人間も無意識的にであれ、相手が危険でないことをすぐ察知します。そして『共通の弱い敵』という都合のよい存在に余裕をもって(というか楽しみながら?)、圧力を加えていきます。

 

もっとも上記同じ仕草パワハラのような異常な防犯活動は、一部団体が行うようであり、多くの防犯パトロール、ボランティアは真面目で地味な活動を行っていると考えます。また、多くの対象者も上記のような行為まではされず、睨む、不機嫌な対応をされる、嘲笑されるレベルの対応をとられることがメインです。。自殺強要ストーキングと呼ばれたりしたことで、さすがに控えめになってるのかもしれませんね。

 

生活安全条例とは何か、他

防犯パトロールが増えるきっかけとなった『生活安全条例』について書籍・blogご紹介

■書籍↓

「生活安全条例とは何か―監視社会の先にあるものhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4877982442http://www.amazon.co.jp/gp/product/4877982442

■同書籍についての感想blog

>警察官についてはまがりなりにも職務質問の基準が定められるなどいちおうの説明責任が課されているのに対し、防犯パトロールについてはそれがないことです。本書でも、防犯パトロールの弊害のひとつに人が容易に「不審者」扱いされることが挙げられています(35~36頁)

http://arc.txt-nifty.com/arc/2005/05/post-fc2b.html

■生活安全条例、防犯カメラ、顔認証についての参考blog↓

~攻め込んでいく防犯?–「安全・安心社会」の盲点(2) 2012年8月27日

http://www.asaho.com/jpn/bkno/2012/0827.html