防犯パトロールのありかた、効果(補足)

きのうの記事の補足記事です。

・防犯パトロールの連携手法(警察からの不審車両情報をもとに防犯パトロールが出動)

・防犯ボランティア増加と犯罪減少の関係について(相関関係と因果関係は違います)

・Wikiより割れ窓理論について(NYの事例肯定と批判それぞれ)

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防犯パトロールの効果や防犯のありかた

この問題を整理すると

・顔認証システムなどの不審者認定の手軽さ(あやしいと思えば1クリックで登録)
・防犯活動のありかた(攻める防犯、楽しむ防犯)
に分かれると思います。

顔認証システムは日本だけでなく海外でもその不備さが指摘されているの明るみに出ていくと思いますが、

防犯のありかたについては、まだ知らない人も多いと思います。

・増えすぎた防犯パトロールの問題

2000年ごろに生活安全条例ができそれに伴い防犯パトロールが全国にふえて約15年以上たちます。いまや45000以上の団体が約280万人が参加しており、日本人の40人に一人が防犯パトロールという状況です。

しかし具体的な効果についていまだ検索してもそれほど明確なものがなく、いまだ大抵の記事では諸外国で犯罪抑止効果があったとされますという表現(その外国の事例はほぼ掲載しない。たまに出てるNYの事例は検証効果に疑問が出ている)。または地域の一体感が増した(これが一番多い)とうケースです。もちろん効果がないわわけではないでしょう。ただ助成金が出ているのであれば費用対効果はもっとシビアに検証されるべきだと思います。

子供の通学見守りとか役に立つ活動は多々あるかと思います。このBLOGでいっている問題点はそういう真面目な活動のことではなくてやりすぎている防犯活動のことです。

たとえば、

「楽しむ防犯」、「攻める防犯」

という言葉はそもそも矛盾しています。

犯罪を防止する役割はそもそも地味で危険を伴うものであって、楽しめるのかという疑問、
攻める防犯にいたっては、先に手を出したら一般常識上は手を出した側が犯罪をおかしているのではないかという疑問があります。

いずれにせよ、ある日のだれかの「あの人怪しい?」が拡散され、攻める防犯や楽しむ防犯を試みる店や警備員や町の防犯パトロールから犯罪者扱いされるとこうなるのではないでしょうか?

■不審者登録されるとどうなるか?


今回本文中の一つ一つに細かい引用・データは記載していません。興味ある方は過去記事を。

1枚の写真から顔認識システムでSNSのアカウントを探し当てて追跡するツールが開発される Gizagizne 2018.08.09

堂々とこんなシステムを発表する会社があるのが米国の企業らしい。。しかも誰でもコード使えるそう。
■1枚の写真から顔認識システムでSNSのアカウントを探し当てて追跡するツールが開発される 2018.08.09 Gigazine

>Social Mapperのコードはオープンソースとなっていて、GitHubで誰でも自由に入手することが可能です。

すごい話ですが、他国の法律が不明なので(・・)

■顔認識技術の利用実態解明を——米議員らが調査要請

米国ではもう顔認証の利用がかなり問題視されつつあります。

■顔認識技術の利用実態解明を——米議員らが調査要請 MIT Technology Review 2018.08.02

※実際政治家さんも人ごとではないです。政治家の汚職あばくスマホ顔認証アプリも登場

顔認証を使って政治家の黒歴史を暴くアプリが登場 in ブラジル

※政敵だけがこれを扱えたら顔認証でおっかけられて不倫やなんや全部暴かれかねません。。

AI顔認識技術の欠陥を指摘 なぜこんなに精度の低い判断を下すのか? Buzzfeed News

メルボルン大学のプロジェクト。顔認識システムの精度がいかに高かろうが(100%でも)最初のアルゴリズムに提供される情報がまちがってたらアウトという実験結果。

■AI顔認識技術の欠陥を指摘 なぜこんなに精度の低い判断を下すのか? Buzzfeed News 2018.08.05

>同プロジェクトは、AI顔認識技術の政府使用の欠陥を暴露するために設計された。

マイクロソフトが米国政府に顔認識技術の規制を要請。

Microsoft、政府による顔認識技術の規制を求める exciteニュース 2018.7.19

>最近は各国政府による顔認識技術の活用が注目を集めており、多くの人が集まる場所での犯人逮捕につながるなどの成果を上げる一方、どこへ行っても監視され続けることが懸念されている。

はい。すでにどこへいっても監視されつづけらられている人がいっぱいいるでしょう。
こんな感じ→不審者登録されるとどうなるか?

なにしろ登録されても普通の人だから何も事件起こさないわけで、それゆえに何年も何年も追いかけられます。心身の不調になった人は数多くそれでも追いかけられます。

顔認証を使って政治家の黒歴史を暴くアプリが登場 in ブラジル

広告についての記事ですが、後半のブラジルの顔認証を利用した政治家探知アプリに驚き

>顔認証と過去の違法行為のデータをリンクさせ、スマホを向けるだけで候補者の”黒歴史”を暴く。モバイル部門グランプリ受賞

・広告クリエイティブで日本が「後進国」化している理由-カンヌ・ライオンズ2018レポート-Yahoo ニュース 2018.7.18